【和歌山・アドベンチャーワールド周辺観光】大人もたのしい遊ぶところ12選

2024/01/24

【和歌山・アドベンチャーワールド周辺観光】大人もたのしい遊ぶところ12選

和歌山県の南西部に位置する白浜町。年間を通して温暖な気候であることから、関西でも有数のリゾート地として人気のエリアです。なかでも有名なのが、動物園・水族館・遊園地が一つになった「アドベンチャーワールド」。2020(令和2)年にジャイアントパンダの楓浜(ふうひん)が生まれ、現在4頭のパンダが暮らしています。それ以外にも、白い砂浜に温泉、文化財に登録される雄大な自然など、見どころ満載! そこで今回は、お子さんと一緒に大人も楽しめる、白浜の魅力を体感できる観光スポット12選をご紹介します。

【白浜町白良浜】白良浜

白浜の名の由来とされる海岸

約620mに渡り真っ白でサラサラな砂浜が続く「白良浜(しらはま)」。ハワイのワイキキビーチと姉妹浜で、白い砂浜にヤシの木が揺れる様子はまるで海外のリゾート地のよう。こちらは本州で最も早く海開きすることで知られていて、2023(令和5)年は5月3日に海開きのイベントが行われました。8月31日までおよそ4カ月間、海でのレジャーが楽しめます。花火が上がるイベントも多数開催されるので、公式HPで日程をチェックしてみてください。

【白浜町千畳敷】千畳敷

青い海に迫り出し広がる大岩

JR紀勢本線白浜駅から車で約20分の海沿いにある大岩盤の「千畳敷」。長い年月をかけ、打ち寄せる波に岩が浸食されていき、まるで千枚の畳を敷いたような拓けた場所になったそう。力強い波を目の前に、心地よい海風を感じることができるスポットで、「日本の夕陽百選」に選ばれている美しい夕日も必見です。広い岩盤なので写り込みを気にせずに、SNS映えする写真を撮ることができますよ。カメラの準備を忘れずに。

【白浜町千畳敷】三段壁

広大な岩畳が広がる絶景に感動

「三段壁(さんだんべき)」は、南紀白浜空港から車で約6分、紀勢自動車道の南紀白浜ICより約15分の場所にある観光名所です。長さ約2km、高さ約60mに及ぶ大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られています。元は魚の群れを見つけるための監視場・見壇壁と呼ばれていたのですが、いつしか三段壁と呼ばれるようになったんだとか。岩肌に激しく打ち付ける大迫力の波を見て、自然の力強さを感じることができるスポットです。

【白浜町堅田】とれとれ市場南紀白浜

売店(活魚)

マグロ解体ショー

バーベキュー施設

リーズナブルで新鮮な魚介がずらり

「とれとれ市場南紀白浜」は、西日本最大級の海鮮マーケットです。地元の堅田漁業協同組合が経営しているため、味と鮮度は折り紙付きだと地元の方からも好評なんだとか。またリーズナブルな価格もうれしいポイント。市場内には、購入した新鮮な魚をその場で味わえるバーベキューコーナーや食事スペースがあります。ほかにも海鮮丼や新鮮な海の幸を存分に味わえる「とれとれ横丁」や、魚たちの泳ぐ巨大水槽、迫力満点のマグロの解体ショーなど立ち寄りスポットが満載です。

【白浜町】番所山公園

自然と歴史を楽しめる

太平洋に突き出した標高32.5mの番所山にある「番所山公園」。吉野熊野国立公園に指定されている公園で、園内には3カ所の展望スポットがあり、雄大な太平洋の絶景を望むことができます。また灯台前の広場にある展望塔からは、白浜温泉街や真横からの円月島(えんげつとう)が見られます。さらに園内には、和歌山県出身の博物学者・生物学者・民俗学者で知られる南方熊楠(みなかたくまぐす)氏の功績を残した「南方熊楠記念館」も。彼の残した偉業を学べるのでぜひ立ち寄ってみてください。

【白浜町】南方熊楠記念館

新館屋上デッキ

博物学者で知られる南方熊楠の偉業を学ぶ

南方熊楠(みなかたくまぐす)は、和歌山県が生んだ博物学者、民俗学の礎を築いた一人。彼は、14年間米英で学び、国内外に多くの論文を発表し、「日本にミナカタあり」と言わせるほど、世界の学者たちから評価を得た偉大な人物なんです。こちらの記念館は、熊楠の遺した資料・標本・遺品などを一般公開し、業績を後世に伝えるため1965(昭和40)年から開館。館内では、熊楠が研究した「粘菌(変形菌)」を顕微鏡で見ることができます。生きた粘菌を常時見られるのはここだけなんだとか。さらに屋上は、青々と広がる太平洋が望める穴場スポットです。

【白浜町】ゆめあかり工房 牟夢

世界に一つだけのランプ作りに挑戦

ゆめあかり工房 牟夢(むむ)は、天然蔓(かずら)のつると和紙を使った手作りランプ作りができる体験教室です。ランプの骨組みとなる、好きな形の蔓を選び、お好みの色和紙を好きな場所に貼り付けていきます。経験のない方でも丁寧に教えてもらえるので、安心して参加できますよ。世界に一つだけのオリジナルランプを作って旅の思い出を形の残してはいかが? 帰宅後は部屋に飾れば、やさしい明かりに毎日癒されること間違いありません。製作の時間もみんなでおしゃべりしながら和気あいあいと楽しい時間を過ごせるのも魅力です。

【白浜町】熊野三所神社

熊野信仰の三社のご利益をいただける

「熊野三所神社(くまのさんしょじんじゃ)」は、白良浜の北端に位置する神社です。白砂の境内は、荘厳な雰囲気で満ちています。火雨塚(ひさめづか)古墳という石室を持つ立派な古墳や、鬱蒼とした神社を取り囲む森は、県指定文化財に登録されています。熊野三所神社は、熊野三山といわれる熊野本宮大社(ほんぐうたいしゃ)、熊野速玉大社(はやたまたいしゃ)、熊野那智大社(なちたいしゃ)の三社をお祀りしており、熊野信仰の三社のご利益がいただけるありがたい神社です。

【白浜町】白浜エネルギーランド

ミステリーゾーン

_Da迷路2

足つぼ足湯

子どもから大人まで楽しく遊んで学べる

「人と自然のエネルギー」をテーマに、楽しく遊び、そして学べる体験型のテーマパークが「白浜エネルギーランド」です。地球の重力エネルギーと人間の持つさまざまな感覚を巧みに利用した体感アトラクション「ミステリーゾーン」や、仕掛けを利用しておもしろい写真が撮れる「トリックアートハウス」、スタンプラリー形式の巨大迷路「Da迷路2~助け出せ!研究所の仲間たち~」など子どもから大人まで楽しめるアクティビティが満載。みんなで遊び倒したら、施設内で湧き出た源泉かけ流しの「足つぼ足湯」でのんびりリラックスを。

【白浜町】長生の湯

“美肌の湯”としても知られる日本三古湯・白浜温泉

県道33号線沿いにある日帰り温泉「長生の湯(ちょうせいのゆ)」は、リーズナブルにさまざまなお風呂を楽しめる施設です。長生源泉と東谷源泉の2つからお湯を引いている源泉かけ流しの天然温泉で、弱アルカリ性のお湯がお肌をツルツルにしてくれる効果があるのだそう。内風呂のほか、桜や紅葉など四季の景観が味わえる露天風呂が特に人気です。入口近くにある足湯は、無料で利用可能。観光の途中に立ち寄って、ひと休みするのもおすすめです。

【白浜町堅田】白浜温泉 とれとれの湯

バリエーション豊富なお風呂が魅力

白浜温泉の源泉と、多彩なリラクゼーションをゆっくり堪能できる温浴施設「白浜温泉 とれとれの湯」。太平洋を眺めながら入れる露天風呂に、寝転んでお湯に浸かれる寝風呂、美肌効果が期待できる炭酸泉や酸素風呂など、さまざまな種類の湯巡りを楽しめます。サウナや岩盤浴でデトックスした後は、エステ・垢すりでボディケアを。まさに至れり尽くせりで、リフレッシュしながら美容にもうれしい時間を過ごせます。毎月26日は「風呂の日」でうれしい割引もあり。

【白浜町】崎の湯

潮の香り・波の音に身を包まれながら湯あみを

万葉の昔からある「湯崎七湯」の中で唯一残っている歴史ある湯壷が「崎の湯」(さきのゆ)。雄大な太平洋が間近にせまる露天風呂です。 湯船と海がほぼ一体に見えるほどの距離で、岩に打ち寄せる波を感じながら入浴ができます。湯に浸かりながら、潮の香りや波の音、眼前に広がる太平洋、そしてこのロケーションならではの開放感を存分に味わってみてください。

おわりに

白浜町は、テーマパークをはじめとして、きれいな海に大迫力の自然など、大人も童心に帰って遊べるスポットが目白押し。無料の足湯や、眺めるだけで楽しめる大自然など、お金をかけずに思い出作りができる場所が多いのもうれしいポイントです。遊び疲れたら温泉で体を癒しながら、白浜町の魅力を最後まで味わい尽くしましょう。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき

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