北海道グルメを食べ尽くした札幌ステイ
「OMO3札幌すすきの(おも) by 星野リゾート」でお試しステイを体験してきた旅色LIKESメンバーのあやっこさん。2泊3日の札幌ステイ中にはワーケーションやアクティビティ以外にも、北海道グルメを満喫したようです。今回はレポート記事で紹介しきれなかったおすすめグルメを紹介します。
目次
◆この記事を書いたメンバー
あやっこさん(1期生)
旅行とおいしいご飯とお酒をこよなく愛する東京在住の会社員です。 好きな旅のスタイルは旅先で食とお酒を楽しむこと。 旅とお酒の切り口で情報を発信できるようになりたいと思い、文章の書き方や色々な旅の情報など勉強したいと思っています。
札幌ステイ中に北海道グルメを満喫!
旅色LIKESのお試しステイ企画で、OMO3札幌すすきのへ宿泊してきました。レポートでは割愛してしまいましたが、2泊3日の札幌ステイで北海道グルメをめいっぱい満喫してきたので、札幌グルメ情報をまとめてご紹介します。OMO3札幌すすきのでの宿泊についてはこちらの記事を読んでみてください。
【北海道グルメ①】スープカレー
北海道グルメも色々ありますが、札幌に泊まるなら本場のスープカレーを食べてみたい! というのもスープカレーは札幌で生まれて、北海道から全国へと広がっていきました。今でも札幌市内ではスープカレーを提供するお店が200店以上あるようです。
人気のスープカレー専門店「Suage+(スアゲプラス)本店」
まずはホテルの近くにあり、すすきので一番人気のスープカレー専門店Suage+へ。
行ったのは平日の昼前でしたが、店にはすでに行列ができていました。せっかく来たし時間の余裕もあったので並んだものの、入店できたのは約30分後。おかげでお腹もぺこぺこです。スープカレーはメインの具材のほか、カレーの辛さやごはんへのチーズトッピングなど色々なチョイスがあって目移りしましたが、注文したのは期間限定の牡蠣とえびのスモークカレー。ベーシックなものにしようと思ったのですが、並んでいる間看板を見ていたら頭から離れなくなってしまって……。
記念すべき札幌一食目なので、ビールもつけちゃいました。数分してやってきたのがこちら。店名の通り、素揚げされた野菜がたっぷり入った具沢山カレー。さらりとしたスープは旨味たっぷりでスパイスの辛さが後を引きます。スモークオイルにつけた牡蠣とエビがいいアクセント。チーズをトッピングしたご飯と合わせるとコクが増してこれまたおいしい。さすが人気店! 並んだ甲斐がありました。
◆Suage+(スアゲプラス)本店
住所:北海道札幌市中央区南4条西5丁目6-1都志松ビル2階
電話番号:011-233-2911
営業時間:月~金曜、11:30~21:30/土曜日、11:00~22:00/日・祝日、11:00~21:30
定休日:年中無休
とんこつがベースのこってり系スープカレー「スープカリーイエロー」
すっかりスープカレーが気に入ってしまい、翌日のお昼もスープカレーへ行くことに。前日のSuage+があっさりした味わいだったので少し変えて、とんこつなどがベースのこってり系というスープカリーイエローに行きました。お昼過ぎだからか行列はなし!
グルメサイトによると、こちらはすすきのスープカレーで二番人気。一見マイルドに見える見た目ですが、とんこつベースのコクがある味わい。一番人気のチキン野菜カレーは骨つきの鶏もも肉が丸々入っていました。よく煮込まれた鶏肉がスパイシーなスープにあっておいしかったです。スープカレーにもいろいろな違いがあってますますハマってしまいそう。
◆スープカリーイエロー
住所:北海道札幌市中央区南3条西1丁目12-19エルムビル1F
電話番号:011-242-7333
営業時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
【北海道グルメ②】北海道産ワイン
9月9日から10月1日まで札幌の中心地、大通公園では北海道グルメが一堂に集まる人気イベントオータムフェストが行われていました。横長の大通公園の各会場でラーメンや札幌フード、カレーなどテーマに沿った飲食店が出店。ここでは北海道産のワインをいただきます。
「大通公園7丁目BAR」で日本ワインを飲みまくる!
お目当ては7丁目会場で行われていた大通公園7丁目BAR。「北海道産のお酒と、お酒によく合う料理」をコンセプトに、道内の酒蔵から日本酒やワイン等が提供されていました。今や空前の日本ワインブーム。中でも北海道は評判のワイナリーが数多くあり、会場内では都内でなかなか見かけないレアなワインが並んでいて、見ているだけでも楽しい!
大好きな余市のモンガク谷ワイナリーのワインがあったのでここぞとばかりにいただきました。晴天の中で飲むお酒は最高です。
◆大通公園
住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目~12丁目
電話番号:011-251-0438
【北海道グルメ③】ジンギスカン
札幌に来たら必ず行くのがジンギスカン。あらかじめどこがいいか目星をつけているのですが、今回はホテルのアクティビティで紹介されたお店がおいしそうだったので、急遽行き先を変えました。
羊愛にあふれた店で“アスパラひつじ”を食べる「北海道産羊・野菜ふくすけ」
行き先を変えて来た場所はこちら。北海道美唄市の特産でアスパラを食べて育ったその名も“アスパラひつじ”という希少な肉が食べられるという北海道産羊・野菜ふくすけ。羊愛にあふれた店と聞いて行ってみたのですが、外観からすでに羊愛が溢れています。おしゃれな内装の店舗は女性だけでも利用しやすい雰囲気です。お目当てのアスパラひつじのロースとこの日のおすすめだったラムカワという部位をオーダー。
アスパラひつじは脂がおいしいとのことで、ロースは脂身からしっかり焼いていくのがポイント。脂身が焼けたら赤み部分はさっと火を通していただきます。臭みがなく、タレにつけなくても肉自体が甘い! ほかにもラムのタンやハツなど珍しい部位もありました。ジンギスカンというとタレで食べるイメージでしたが、部位や肉の種類によって塩やレモンで食べるアスパラひつじは、ジンギスカンではないような気がするほど。肉に自信があるからでしょうか。もちろんタレで食べるのがおすすめの肉もあります。焼いた野菜と一緒に食べるとちゃんとジンギスカン! いろいろな食べ方を提案してくれる楽しいお店でした。
◆北海道産羊・野菜ふくすけ
住所:北海道札幌市中央区南七条西4-2-3 LC五番館1F
電話番号:011-206-9698
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日
【北海道グルメ④】味噌ラーメン
札幌といえば味噌ラーメンも有名。特に「すみれ」はカップラーメンでも発売されていたり、全国的に人気があります。
地元タクシー運転手もおすすめする「さっぽろ純連」
中でも私のおすすめは、すみれのルーツでもある「さっぽろ純連」。札幌駅から電車で20分ほどかかる観光客にはやや行きづらい場所ですが、それでも時間があれば行ってしまうほどおいしい味噌ラーメンを食べられます。
コク深い味噌スープの上にはたっぷりのラード。ラードで蓋をすることでスープの温度が下がりにくくなる北国の知恵が詰まったラーメンです。すみれと比べるとこってりしすぎないので最後までおいしく食べられます。今回は札幌からタクシーで向かったのですが、運転手さんも札幌味噌ラーメンならやっぱりここが一番おすすめとおっしゃていました。運転手さん曰くラーメンのほかにチャーハンもおすすめとか。旅行中食べすぎてしまいラーメンしか食べられなかったけれど、チャーハンも食べてみたい!
◆さっぽろ純連 札幌店
住所:北海道札幌市豊平区平岸2条17丁目1-41
電話番号:011-842-2844
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
【北海道グルメ⑤】北海動産ウイスキー
旅先ではバーに行くことを楽しみの一つにしています。今回はすすきのにあるバーの中でも老舗中の老舗バーに行ってみました。
全国で唯一「THE」が付くニッカバー「THE NIKKA BAR」
札幌で訪れたのは有名なTHE NIKKA BAR。すすきのの交差点の近くにあるこちら。NIKKA BARは全国にありますがその中で唯一「THE」をつけることを許されたバー。すすきのの中でも老舗中の老舗バーです。(こうした豆知識もOMO3札幌すすきのの街歩きで教えてもらいました!)
店内は席数も多いので初めてでも入りやすいのが嬉しいです。こちらに来たらやはりニッカのウイスキーがおすすめ。バーテンダーさんに勧められたのがシングルモルト余市10年の飲み比べです。片方は2015年に終売になったもの。もう片方は今年の夏に復活発売されました。数年前に終売になったものがまだ残っているのはさすがTHE NIKKA BAR。同じ10年もののウイスキーでも仕込んだ時期の違いで香りや味に違いが出るのがおもしろい。まさに一期一会の味わいです。
ウイスキーを使ったカクテルなど飲みやすいものもありました。ほかにも余市蒸溜所限定発売のウイスキーなども味わえるので余市蒸溜所見学を考えてる人もテイスティングに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。カウンター席も雰囲気があっていいですが、すすきのを見渡せるスペシャルなシートも素敵でした。
◆THE NIKKA BAR
住所:北海道札幌市中央区南4条西3丁目第3グリーンビル2F
電話番号:011-518-3344
営業時間:18:00〜翌1:00
定休日:不定休
【北海道グルメおまけ】すすきの夜ふかしグルメ
すすきのには夜ふかしする人に向けたグルメスポットもたくさん。まとめてご紹介します。
夕方から翌朝まで営業している「夜のしげぱん」
OMO3札幌すすきのの近くにある夜のしげぱんはその名の通り、16:00~翌4:00まで営業というパン屋さんです。
飲んだ帰りに翌朝食べるパンとして買ったり、ホテルに戻ってからの夜食にすることもいいですね。定番の惣菜パンや菓子パンが並んでますがお客さんのリクエストで作られた商品も多く、商品名が考案したお客さんの名前にちなんであったりと、ネーミングがおもしろいのも特徴です。
◆夜のしげぱん
住所:北海道札幌市中央区南5条西6丁目第5桂和ビル1F
電話番号:011-551-3922
営業時間:16:00〜翌4:00
定休日:日曜日
いつでも握りたてのおにぎりが食べられる「にぎりめし」
24時間握りたてのおにぎりが食べられるにぎりめしも、すすきのを代表する夜ふかしグルメの一つ。朝ご飯を買いに行きましたが、私たちのような観光客以外に、仕事終わりのナイトワーカーの方やオール明けの若い子が並ぶまさに“眠らない街”すすきのな客層です。
おにぎりはご飯を塩味か醤油味から選べます。一番人気はたらこバターの醤油味ごはん。ほかほかのご飯にたらこバターの旨味、ほんのり香るお醤油が絶品でした。
◆にぎりめし
住所:北海道札幌市中央区南6西4すすきの市場内
電話番号:011-512-1616
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
札幌ステイで北海道を食べ尽くそう!
これまで札幌は北海道からほかの目的地へ行くための中継地点として滞在することが多く、泊まっても1泊程度のことがほとんどだった私。今回2泊3日とゆっくり滞在したことで、札幌のいろいろなグルメを満喫することができました。今回は行かなかったですが、〆パフェ文化など以外にも札幌グルメはたくさん。札幌を目的地に旅をするのもアリかもと思った旅でした。