「道産子食材を救う“TSURUGAいちごバター”」にまつわるストーリー

全国

2023.05.01

LINEでシェア
はてなでシェア
pocketでシェア
「道産子食材を救う“TSURUGAいちごバター”」にまつわるストーリー

コロナ禍で廃棄されそうな食材を前に、“食べて応援したい”と言う思いから生まれたTSURUGAいちごバター。クリームのような柔らかさといちごの淡い甘酸っぱさに虜になる人が続出しています。

目次

閉じる

サステイナブルな未来のために、北海道からできること

想いを形にしたのは、“循環”に共感する天才シェフ

淡いピンクのどこか懐かしい甘酸っぱいバター

薬師神シェフのおすすめの食べ方は?

サステイナブルな未来のために、北海道からできること

観光客が途切れることのなかった食の宝庫・北海道も、当時の未曾有の出来事に大きな衝撃を受けました。宿泊施設の稼働が減り、廃棄しなければならない食材が続出するなか、思いを込めて生産された「おいしいもの」をなんとか活用したいと作られたのが、このいちごバターです。

中心となったのは、北海道屈指のラグジュアリーホテルを複数展開している鶴雅グループ。地元農家が育てている食材の素晴らしさを知っているからこそ、その良さを紡いでいきたいという想いから、未来に継承する食のクリエイティブエージェンシー・小仕事株式会社(以下、コシゴト)をプロデューサーに迎え、今回のプロジェクトを発足。食べて支援できることを意識し、北海道生まれの食材はコロナ前の価格で仕入れることで、地域活性を促しています。

想いを形にしたのは、“循環”に共感する天才シェフ

このプロジェクトに参画したのが、カリナリープロデューサーとして活躍し、虎ノ門ヒルズにレストランを出店予定のシェフ、フランス料理の薬師神 陸さんとパティシエの江藤 英樹さん。今回は、薬師神シェフに、話を伺いました。

「自粛生活では、仲間のシェフたちと廃棄される食材を使ったお弁当を、医療従事者へ提供する活動していました。その活動を見てくれていたコトシゴさんから、次に(彼らが)鶴雅グループさんと食の循環を考えるプロジェクトを立ち上げると聞き、そのコンセプトに共感したんです。」と話す薬師神シェフ。廃棄するからと安価にせず、消費者が“食べて応援する”ことができて、食材や技術の正しい価値を知ってもらえるものにしたいと思ったそうです。

淡いピンクのどこか懐かしい甘酸っぱいバター

良く見かけるいちごバターは、生クリームから作られるものが多く、ちょっとクリーミーなジャムっぽいものが多いそう。しかし、薬師神シェフの想いは違います。
「様々な人気のいちごバターを試したりして……。本当の意味での“いちごバター”って、バターをしっかり加えて作るべきなんじゃないかなと思ったんですよね」。

今回使ういちごは、北海道産の“けんたろう”。収穫の時期が最も短いいちごです。その中でも、収穫の関係上あまり大きくならなかったものを活用。調べていたものとの大きさの違いに驚きつつも、良かったことも多かったそう。
「試作用に送られてきたいちごは、本当に可愛らしいサイズでした。でも小さいからこそ、そのままてん菜糖を使ったコンポート(シロップなどで煮たもの)にできたのは、とても良かったな。崩れにくいから食感が味わえるものになりましたね」と薬師神シェフ。

さらに、グラスフェッドバターと合わせるのに大変苦労したと言います。
「バターといちごって、いわゆる水と脂だから分離しちゃうんです。だから、せっかくのいちごが潰れないようにしながら、柔らかな舌触りにしたくて。この矛盾を解決するために、今も手練りで混ぜているんです」と、柔らかなスプレッド感へのこだわりも。さらに、いちごらしい淡いピンクを表現するために、北海道産のハスカップの果汁を少し足しているんだとか。その分量もかなり研究されたようです。
「みんなが馴染みやすい味になるように、ホワイトチョコを入れたら、乳化させやすくもなりました」と、どこか懐かしさを感じさせる味わいのポイントも教えてくれました。

薬師神シェフのおすすめの食べ方は?

「僕のおすすめは、温める食べ方です。食パンを半分に切って、いちごバターを挟むんです。できればサンドイッチみたいに耳も切って。それから軽くトースターなどで焼く。バターが焦げる失敗もないし、パンに染みておいしいですよ」とのこと。コシゴトさんからは「プレーンのスコーンやビスケットに、クリームみたいに塗るのもオススメです!」と教えていただきました。

グラスフェッドバターらしい軽い口当たりと、鼻を通るいちごのフレーバー。食べるだけで北海道を応援できるこのいちごバター。一度味わったらリピーターになること間違いなしです。

関連施設の詳細を見る

Related Tag

#お取り寄せ #北海道 #旅色 #ご当地グルメ #バター #お取り寄せグルメ #ご当地スイーツ #トースト

Author

tabiiro 旅色編集部

tabiiro

旅色編集部

編集部おすすめの記事や、注目のインタビュー、旅色に関するニュースなどを発信しています。メンバー限定で参加できるファンコミュニティ(likes.tabiiro.jp)の活動報告や、イベント情報も! ▽注目のコンテンツ ・読めばきっと旅気分「月刊旅色」 ・ローカルにフォーカスする「旅色FO-CAL」 ・おいしいが見つかる「旅色おとりよせグルメ」

Articles

tabiiro 旅色編集部

まだ間に合う! 女子キャンプブームの火付け役・こいしゆうかさん伝授、GWの穴場キャンプ場5つ 〔2024年4月更新〕

tabiiro 旅色編集部

旅色の地域プロデューサーおすすめ! 実はカフェ激戦区な宇都宮で本格珈琲が飲めるお店3選

tabiiro 旅色編集部

【北海道】いま活気づく仁木町で春の女子旅へ

New articles

- 新着記事 -

GWは注目のまち・近江八幡で特別公開の建築めぐりへ。ヴォーリズ建築ガイド〔2024年4月更新〕
  • NEW

滋賀県

2024.04.19

GWは注目のまち・近江八幡で特別公開の建築めぐりへ。ヴォーリズ建築ガイド〔2024年4月更新〕

歴史旅 長月あき

長月あき

歴史旅

まだ間に合う! 女子キャンプブームの火付け役・こいしゆうかさん伝授、GWの穴場キャンプ場5つ 〔2024年4月更新〕
  • NEW

全国

2024.04.18

まだ間に合う! 女子キャンプブームの火付け役・こいしゆうかさん伝授、GWの穴場キャンプ場5つ 〔2024年4月更新〕

tabiiro 旅色編集部

旅色編集部

tabiiro

【京都在住ライターのご近所さんぽ】夜の京都駅をぶらぶら歩く
  • NEW

京都府

2024.04.17

【京都在住ライターのご近所さんぽ】夜の京都駅をぶらぶら歩く

京都おさんぽ旅 ちあき

ちあき

京都おさんぽ旅

【青木裕子の親子旅】栃木で注目の「58ロハスクラブ」でグランピングに食育体験、アスレチックと欲張り旅 ※2024年4月更新
  • NEW

栃木県

2024.04.16

【青木裕子の親子旅】栃木で注目の「58ロハスクラブ」でグランピングに食育体験、アスレチックと欲張り旅 ※2024年4月更新

親子旅 青木裕子

青木裕子

親子旅

[2024.4.16追加]早起きの価値あり! 気分があがる渋谷の朝食2024
  • NEW

東京都

2024.04.16

[2024.4.16追加]早起きの価値あり! 気分があがる渋谷の朝食2024

編集部 ホソブチ

ホソブチ

編集部

【神田】人気映画の貴重アイテムがズラリ! 映画ファンが愛するSFバー「神田フラックス」へ
  • NEW

東京都

2024.04.14

【神田】人気映画の貴重アイテムがズラリ! 映画ファンが愛するSFバー「神田フラックス」へ

映画ソムリエ 東紗友美

東紗友美

映画ソムリエ

More

Authors

自分だけの旅のテーマや、専門的な知識をもとに、新しい旅スタイルを提案します。

鉄道旅 なお

鉄道旅鉄道旅

なお

歴史旅 長月あき

歴史旅歴史旅

長月あき

tabiiro 旅色編集部

tabiiro

旅色編集部

京都おさんぽ旅 ちあき

京都おさんぽ旅京都おさんぽ旅

ちあき

親子旅 青木裕子

親子旅親子旅

青木裕子

編集部 ホソブチ

編集部

ホソブチ

映画ソムリエ 東紗友美

映画ソムリエ

東紗友美

写真家 こばやしかをる

写真家

こばやしかをる