森七菜「旅の準備はしない!」必需品は着替えよりも旅ナカを楽しむアイテム

急に思い立って旅へ出かけることもあるほどの行動力を持つ森 七菜さんが、『月刊旅色』の撮影で北海道函館市へ。旅に必ず持っていくものを伺うと、旅先での時間を楽しく彩るアイテムが2つ。なによりも“今感じていること”を大切にする、軽やかな旅スタイルについて教えてもらいました。
写真/佐野円香
目次
[1]カメラ

カメラストラップはこれからお気に入りを探すそう
映画でカメラを使う役を演じたことがきっかけで、ハマりました。最初はフィルムカメラを使っていて、つい最近このカメラを買ったんです。カメラを何台も持つことはないと思うので、思い切っていいのにしました! 人を撮るのが好きなのですが、今はこのカメラでどんなふうに撮れるのか実験しています。食べ物や景色などいろいろ試していますが、やっぱり北海道は映えますね! 雪もきれいですし、市場に大きな魚やカニが並んでいたり、きれいな街並みがあったり。あと五島軒さんで特別に見せていただいた「王朝の間」もきれいでした。それまで曇っていたのに部屋に入ったときだけ急に太陽が差し込んできて、光が美しくて、撮るのが楽しかったです。
[2]テーブルゲーム

ちょっとした待ち時間でも遊べるという「OK PLAY」はイギリス生まれ
皆で遊べるからと初めて買ったテーブルゲームが「OK PLAY」。自分の色を決めてそれを囲碁の五目並べのように5つ並べた方が勝ちというもの。簡単なルールなので初めてでもすぐできますし、カラビナが付いているので持ち運びにも便利。バッグに付けておけばちょっとした時間にもできるんです。シンプルだけど、面白いですよ。
「旅の準備をしないほうが新しい選択に出会える」
荷物は少ない方ですね。「これじゃなきゃだめ」というものがほぼなく、いざとなれば現地で調達できるだろうと思っています。急に思い立って弾丸で行くときは本当に何も持っていきません(笑)。着替えも化粧水もなにもないけれど、とりあえず行ってみよう! という感じです。その方が新しいものに出会えることもあります。例えば以前、思い立って京都へ旅をしたとき、思ったよりも寒かったので現地でアウターを買うことにしました。そのとき選んだ服は、普段なら選ばないような色柄。けれど「意外にいい!」と気づいたんです。旅先だといつもと違うものに飛び込めるんです。
森 七菜さんの北海道函館市の旅は『月刊旅色』で公開中
心が動いたらまずは行動してみる森さんは本当に軽やか。「なんでもまずは飛び込んでみよう」という柔軟性は、違う文化が詰まった旅先を楽しむコツかもしれません。今回の北海道函館市の旅の感想や普段の旅についてのインタビューは、『月刊旅色2月号』に掲載中。旅の一コマを切り取った動画とあわせてぜひご覧ください。