【埼玉】ゴッホの世界に没入。デジタルアートを全身で浴びる

埼玉県

2022.08.15

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【埼玉】ゴッホの世界に没入。デジタルアートを全身で浴びる

みなさまこんにちは。大石絵理です。真夏日が続いていますが、元気に過ごしていますか? 今回は埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムで開催中のちょっと変わった体感型デジタルアート「ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」展へ行ってきました。一つの大きな展示室の中に投影された映像と音楽とともに、ゴッホが見た世界に没入しながら彼の人生を辿ります。室内で楽しめる展覧会なので、暑い日が続く夏休みのお出かけにもぴったりです。

目次

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日本と浮世絵に憧れた西洋画家・ファン・ゴッホ

【第1会場】体感型デジタルアート劇場

【第2会場】ファン・ゴッホの手紙 ONE-WAY LOVE LETTERS FROM VINCENT

【第3会場】フォトスポット無料エリア

ゴッホの世界に“没入”してみてください

日本と浮世絵に憧れた西洋画家・ファン・ゴッホ

世界的に有名な画家であるファン・ゴッホは、浮世絵と日本への憧れを強く持っていたと言われ、作品からもインスピレーションを感じることができます。南仏でのゴーギャンとの共同生活や悲劇的な最期など、波乱万丈な人生は世界中に広く知られていることでしょう。彼の作品は死後脚光を浴び、絵画の歴史を変えることになるのです。今回は数ある展示の中でも、特に私が気に入った作品をご覧ください。

【第1会場】体感型デジタルアート劇場

展覧会は3つの会場で構成されていることが特徴。まずは360度、映像と音楽に包まれた空間を楽しむ「体感型デジタルアート」からご紹介します。

ムーラン・ド・ラ・ギャレット(1886)

心地よさそうな晴れた日の風車の様子と草原、街並みがのどかさを匂わせる「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。自然の中にいるような爽やかさや華やかさを感じ、心が癒されること間違いないです。

夜のカフェテラス(1888)

圧倒的な迫力で空間中を魅了する「夜のカフェテラス」。一緒に流れているクラシックミュージックがなんとも麗しく、皆さんにもこの空間を体感してもらいたいと思いました。

ローヌ川の星月夜(1888)

「ローヌ川の星月夜」は、今回の展示の中で一番のお気に入り。ノスタルジックで幻想的、川にやんわりと浮かぶ温かい明かりが心地よさを与え、思わず見入ってしまいました。言葉にならない美しさです。

星月夜(1889)

こちらも有名な作品「星月夜」。絵はもちろん、タイトルも素敵ですよね。ロマンティックな夜の世界に包まれているような感覚を味わえます。

“Village Street in Auvers”(1890)と“Thatched Sandstone Cottages in Chaponval”(1890)のコラージュ

こちらは“Village Street in Auvers”と“Thatched Sandstone Cottages in Chaponval”の2作品をコラージュしたものです。色彩が鮮やかで、じっくり鑑賞したくなる作品です。教会と村の様子が印象に残ります。

【第2会場】ファン・ゴッホの手紙 ONE-WAY LOVE LETTERS FROM VINCENT

ここではゴッホの年表とともに、彼の生涯を辿ります。壮絶で波乱万丈な人生を歩んできたことでよく知られていますが、ここでは年表だけでなく、手紙も一緒に読みながら辿るので、より深く彼の人生を知ることができるのです。展示にはゴッホと、ともに住んでいた弟のテオのお墓も再現されています。

【第3会場】フォトスポット無料エリア

展覧会の中にはフォトスポットとして、無料で開放されているスペースも。ひまわりの花束や麦わら帽子を使って自由に撮影ができます。ゴッホの名言が散りばめられていることにも注目です。

ひまわり(1888)

ゴッホの有名な絵画と言えば「ひまわり」と言う方も多いと思います。第3会場の入り口ではゴッホの代表作ともいえる「ひまわり」の花壇がお出迎えをしてくれます。

自画像(1887-1888)

こちらはフォトスポットとして解放されており、ゴッホの有名絵画「自画像」と「ひまわり」の中に入り、写真撮影ができます。ここでもゴッホの人生に没入する感覚を味わえますよ。

夜のカフェテラス(1888)

私も大好きな作品「夜のカフェテラス」は、フォトスポットでも堪能できます。温かみのある街並みとカフェテラスの模様が、うっとりとした気分にさせてくれます。

ゴッホの世界に“没入”してみてください

さて、「ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」展はいかがでしたか? 私は展覧会へ行ってみて、絵画を目の前で見ることとはまた違う観点での感動がありました。全身で体感できる仕組みになっているので、アート初心者の方や西洋絵画に難しいイメージを持っている方にとっても楽しめると思います。デジタルアートという新しいスタイルでゴッホの人生にどっぷり没入し、彼の波乱万丈な人生を辿ってみませんか? 皆さんにとって、夏の思い出の一つになると思いますよ。

◆ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―
会場:角川武蔵野ミュージアム1階グランドギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
施設名:ところざわサクラタウン
会期:~2022年11月27日(日)
休館日:第1・3・5火曜日
開館時間:10:00~18:00(金・土 10:00~21:00)、最終入館:閉館の30分前
入場料(オンライン):一般(大学生以上):2200円/中高生:1800円/小学生:1100円/未就学児:無料
入場料(当日窓口):一般(大学生以上):2400円/中高生:2000円/小学生:1300円/未就学児:無料

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#アート旅 #埼玉県 #旅色アンバサダー #ゴッホ #アート #シルバーウィーク

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アート旅 大石絵理

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大石絵理

1993年12月22日、東京都生まれ。高校2年生の時にモデルとしてデビュー。ロンドン留学時代、美術館に訪れたことがきっかけでアート鑑賞が趣味に。モデルとして活動し、アパレルブランド「KOL」をプロデュースしている。また、TV、雑誌、広告と多岐にわたって活動中。

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