首都圏からほど近く、日本の温泉の代名詞ともいえる箱根温泉。江戸時代に開湯した7つの湯を筆頭に、さまざまな泉質の湯が湧くことから、現在では「箱根十七湯」と呼ばれています。効能豊かな湯に、季節ごとの魅力を加えれば、何度でも足を運びたくなる魅力に気づかされるはずです。
江戸時代湯治場として栄えた湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯の「箱根七湯」が温泉地の元祖。そこに明治以降開湯された温泉を加えたのが現在の十七湯です。同じ箱根でも泉質が異なりその歴史や温泉街の雰囲気はさまざま。開湯当時から長い歴史を持つ老舗旅館から気軽に利用できる足湯まで、異なる特徴を楽しんでみて。
- ①湯本温泉
- ②塔之沢温泉
- ③大平台温泉
- ④堂ヶ島温泉
- ⑤宮ノ下温泉
- ⑥底倉温泉
- ⑦木賀温泉
- ⑧強羅温泉
- ⑨宮城野温泉
- ⑩仙石原温泉
- ⑪姥子温泉
- ⑫二ノ平温泉
- ⑬湯ノ花沢温泉
- ⑭小涌谷温泉
- ⑮芦之湯温泉
- ⑯芦ノ湖温泉
- ⑰蛸川温泉
箱根の温泉を知るなら、まずは玄関口・湯本から。箱根温泉郷のなかでも最も古く、大きい温泉街です。新宿から小田急ロマンスカーで約85分と都心からのアクセスがいいのも特徴。駅周辺には宿泊施設やおみやげ店、飲食店などが点在し常に観光客で賑わっています。気軽に立ち寄れる温泉施設もあるので、日帰り旅にも人気。
無色透明でやわらかく、肌に優しい
箱根登山鉄道の終着駅であり、ケーブルカーの始発駅でもある強羅。桜や紅葉の名所として知られる箱根強羅公園や箱根美術館など見どころもたっぷり。多種多様の温泉を堪能できる温泉地として知られ、「五色パステル温泉」とも呼ばれる透明、淡い黄色、乳白色、淡い茶褐色、淡い緑色と、効能もさまざまな5つの泉質を堪能できます。
湯上り肌がすべすべになる美肌の湯
「箱根ガラスの森美術館」や「ポーラ美術館」などアートスポットが多く、ペンションやホテルが立ち並ぶ仙石原。現在は高原リゾートですが、かつては芦ノ湖の底だったといわれています。その名残である国の天然記念物にも指定されている仙石原湿原や、箱根の秋の風物詩である仙石原すすき草原は、一度は訪れたい箱根の名所のひとつです。
鎮静効果が高く“傷の湯”とも呼ばれている
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