日本の国立公園一覧とおすすめの旅行プラン15選

＜目次＞
①【北海道】阿寒摩周国立公園
②【北海道】支笏洞爺（しこつとうや）国立公園
③【青森・岩手・秋田】十和田八幡平（とわだはちまんたい）国立公園
④【福島・栃木・群馬】日光国立公園
⑤【東京・神奈川・山梨・静岡】富士箱根伊豆国立公園
⑥【新潟・富山・長野・岐阜】中部山岳国立公園
⑦【三重】伊勢志摩国立公園
⑧【鳥取・島根・岡山】大山隠岐国立公園
⑨【大分・熊本】阿蘇くじゅう国立公園
⑩【宮崎・鹿児島】霧島錦江湾国立公園
⑪【沖縄】慶良間諸島国立公園

日本にはどんな国立公園があるの？

日本全国に34ヶ所ある国立公園は、それぞれ違う特徴を持っています。もともと日本は、切り立った山岳地帯や数多くの島々が浮かぶ海、緑豊かな湿原など、バラエティに富んだ自然を有する国です。各公園を訪れると、そんな日本独自の魅力を肌で感じることができます。また、人気スポットも実は国立公園の中にあるということが多く、公園を訪れれば観光まで楽しめてしまうのです。

国立公園の魅力や観察できる動植物を知るなら新宿へ！

新宿御苑には、国立公園の魅力を直観的に感じられる展示や公園内で観察できる動植物のデータ、公園内の自然を美しく映し出した映像が楽しめるコーナーなどを設けた「新宿御苑ナショナルパークディスカバリーセンター」があります。旅行に行く前に、まずはこちらで国立公園の情報を集めてみるのもいいですね。

①【北海道】阿寒摩周国立公園

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「阿寒摩周国立公園」は、北海道の東側に位置する国立公園です。公園の中央エリアにある「屈斜路湖」には、毎年冬になるとシベリアから白鳥が越冬に訪れます。優雅に泳ぐ姿はとてもかわいらしいですよ。また、この湖は周囲が約57kmもあり、日本最大のカルデラ湖として知られています。実際に自分の目で見てみると、あまりの大きさに驚いてしまうかも。湖畔には温泉やキャンプ場が数多くあり、夏になればカヌーやヨットなどのウォータースポーツを楽しむこともできます。

屈斜路湖の外輪山にある「美幌峠（びほろとうげ）」からは、巨大な湖の全景を眺めることができます。この展望台からは、ほかにも摩周岳や斜里岳なども一望でき、絶景を楽しむにはぴったりです。山頂の「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」では、名物の「あげいも」や熊笹を使用した「熊笹ソフト」を販売しています。湖を鑑賞しながらパクリと召し上がれ。「美幌牛と玉ねぎのカレー」や「えぞ鹿肉ロースト丼」など、北海道ならではの味も堪能しましょう。

公園の東側にある摩周湖は水の透明度がとても高く、ロシアのバイカル湖に次いで世界で2番目といわれています。よく晴れた日には、深くて美しい“摩周ブルー”の湖面を見ることも。「摩周湖第一展望台」は、そんな湖の様子を見られる一番の特等席です。気象条件がそろえば、6月～10月の早朝には雲海が見えることも。幻想的な光景にきっと感動してしまうはず。

②【北海道】支笏洞爺（しこつとうや）国立公園

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北海道の南西部にある「支笏洞爺国立公園」は、羊蹄山や有珠山（うずさん）などの火山が多く見られる国立公園です。洞爺湖畔にある「有珠山噴火記念公園」は、2000年に有珠山が噴火したことを記念して作られた公園で、湖の周りに58基の彫刻が展示されています。ここにある3頭のライオンのオブジェは記念写真を撮るのにぴったり。世界的な彫刻家イゴール・ミトライの作品の前では、巨大な顔と湖が一緒に写ったインパクト抜群の写真が撮れますよ。

たくさんの彫刻に囲まれた洞爺湖は、冬でも凍らない不凍湖として知られています。ちなみに、不凍湖は北海道の中でも洞爺湖と支笏湖の2つだけ。夏はカヌーなどのウォーターアクティビティ、冬はスノーシューを履いてのトレッキングが楽しめます。湖全体や有珠山、昭和新山などを見渡せる近くの「サイロ展望台」で、自然の雄大さと開放感を実感しましょう。展望台では洞爺湖ならではのお土産も購入できます。

湖面が凍らないため洞爺湖では冬でも遊覧船クルーズが楽しめます。中世のお城をイメージした「エスポアール」は、座席にテーブルが付きコーヒーショップも併設された豪華な造り。湖上での優雅なひとときを演出します。夏季には湖の中ほどに浮かぶ中島に上陸することが可能。島のご神木である「ウンクル・セトナの桂の木」は縁結びのご利益があるといわれているので、ぜひ訪れてみてください。

③【青森・岩手・秋田】十和田八幡平（とわだはちまんたい）国立公園

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青森県・岩手県・秋田県の3県にまたがる「十和田八幡平国立公園」は、十和田八甲田地域と八幡平地域に分かれています。標高約1614mある山とその周辺を含む高原台地の「八幡平」は、登山しやすくハイキングにおすすめ。高山植物が咲き乱れる花畑や空が映り込む池など、童話のような美しい景色が広がります。

“神秘の湖”と呼ばれ、日本で3番目に深い「十和田湖」。夏は遊覧船が運行し、水上からその魅力を満喫できます。デッキで風を感じながら気持ちのいい水上散歩を楽しんで。遊覧船は溶岩が冷え固まってできた柱状節理がみられる入り江や、高さ約220mある断崖絶壁の「千丈幕（せんじょうまく）」などを周り、自然の迫力をすぐ近くで実感できます。また、絶壁に立つ展望台「瞰湖台（かんこだい）」では、雄大な湖の景色を大パノラマで堪能できますよ。

十和田湖はなぜ“神秘の湖”と呼ばれているのでしょうか？ この湖はカルデラ湖ですが、ほかと違うのは1回目の噴火の後に2回目の噴火が起こってできた二重カルデラ湖であること。これはあまり例がなく珍しいものです。噴火による自然の美観が多いのも理由の一つ。そんな十和田湖の中山半島に鎮座する「十和田神社」も神秘的なスポットです。神社奥の湖岸にある占い場では、湖に和紙を投げ入れる占いができます。おより紙という和紙に願い事を書いて、湖に紙が沈むと願いが叶うのだとか。ぜひお試しあれ。

④【福島・栃木・群馬】日光国立公園

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「日光国立公園」は福島県・栃木県・群馬県にまたがる、全国の国立公園の中でも歴史の古い公園です。敷地内のほとんどが山岳地帯のため、紅葉に彩られる渓谷や勢いよく水が流れ落ちる滝といった迫力ある自然景観を見られるのが特徴です。日本三大名瀑に挙げられる「華厳ノ滝」も、この国立公園だからこそ見られる景色の一つ。約97mの高さから流れ落ちる水は迫力満点です！ 有料ですが、岩盤の中を下りるエレベーターに乗って観瀑台（かんばくだい）に行けば、さらに迫力ある光景を楽しめますよ。

華厳ノ滝を見るには「明智平展望台」もおすすめ。滝までは距離がありますが、男体山や中禅寺湖などの姿も一望できます。展望台へ向かうロープウェイは秋に乗ると眼下に紅葉のじゅうたんが広がり、こちらもまた絶景です。

日光といえば、忘れてはいけないのが「日光東照宮」。江戸幕府を開いた徳川家康が祀られていることで有名なこの神社は、国宝であり世界文化遺産にも登録されています。有名な「陽明門」をはじめ、きらびやかで豪華絢爛な社殿群は一見の価値あり。教科書でおなじみの「眠り猫」や「三猿」など、素晴らしい文化財の数々に心を奪われてしまいます。

⑤【東京・神奈川・山梨・静岡】富士箱根伊豆国立公園

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「富士箱根伊豆国立公園」は、東京都・神奈川県・山梨県・静岡県の1都3県で指定され、各地域それぞれで違った魅力を持っています。首都圏に近いため訪れやすいのもポイント。温泉が魅力の箱根は、東京から小田急ロマンスカーで最速約1時間15分で到着します。開湯は奈良時代と歴史が古く、20ある温泉街が箱根二十湯と呼ばれて親しまれているのは有名ですね。小田原駅直結の複合商業施設「ミナカ小田原」の14階スカイデッキには無料の足湯が設置され、気軽に温泉を楽しめますよ。足元から温まりながら、小田原城や相模湾を見渡す景色を楽しみましょう。

山梨県の山中湖は、富士五湖の中でも富士山に一番近い湖です。ここに来たらぜひ体験してもらいたいのが「山中湖のKABA」での湖上散歩。「山中湖のKABA」とは、カバをイメージしてデザインされた水陸両用車のこと。道路からそのまま湖へとダイブする瞬間のドキドキ感はたまりませんよ。天井と窓は透明なビニールに覆われているので開放感たっぷり。窓はジッパー式なので自分で開けることもできます。盛り上げ上手なアテンダントと一緒に冒険気分を味わいましょう。

湖岸線が富士五湖の中で一番長い「河口湖」は、春は桜、初夏はラベンダー、秋は紅葉のフォトスポットがいっぱい。カメラで一緒に写せば、富士山がさらに美しく引き立ちます。そんな河口湖での思い出を形に残すなら、湖のすぐ側にある「河口湖体験工房クラフトパーク」へ行ってみましょう。こちらでは、ガラス瓶の中でミニチュアがぷかぷか揺れ動くクラゲリウムや、ステンドグラスのフォトフレームなどが作れるクラフト体験が楽しめます。おうちに飾れば、いつでも楽しい旅の記憶を思い出せますね。体験のあとは併設の「観音山フルーツパーラー」で、人気のフルーツパフェを食べながら一休みしましょう。

⑥【新潟・富山・長野・岐阜】中部山岳国立公園

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新潟県・富山県・長野県・岐阜県にまたがる「中部山岳国立公園」は、北アルプスを中心とした山岳地がメインの国立公園です。歴史も古く、日本で最初の国立公園の一つでもあります。この国立公園の魅力を体感するなら登山が一番。乗鞍岳を構成する峰の一つである「富士見岳」は、畳平バスターミナルから約30分で登頂できます。ターミナルには無料のトレッキングマップも用意されているので初心者におすすめです。登山道の途中では、きれいなお花畑が出迎えてくれますよ。

もっとしっかり登山を楽しみたい人は、乗鞍岳の主峰である剣ヶ峰を目指してみましょう。山小屋の「肩の小屋」から頂上に続く登山道は、ガレ場と呼ばれる滑りやすい岩場になっているので注意してください。頂上まで登り切ったら、気持ちの良い達成感と壮大な大パノラマが待っていますよ。

もっとのんびり過ごしたい人には上高地エリアはいかが？ こちらは避暑地としても知られるいわずと知れた高原リゾート地。ハイキングや温泉、キャンプなどのアクティビティを楽しめます。「河童橋」は、そんな上高地のランドマークとして有名な観光スポット。ハイシーズンになると“上高地銀座”と呼ばれるほど多くの観光客でにぎわいます。橋の上から見上げる穂高連峰の圧倒的な姿は、一見の価値アリですよ。

⑦【三重】伊勢志摩国立公園

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三重県の「伊勢志摩国立公園」は約6万haもの面積をもつ広大な国立公園です。しかも、そのほとんどが人の住む市街地のため、観光しやすいのがいいところ。有名な伊勢神宮もこの国立公園の中にあります。その伊勢神宮の内宮近くにある「猿田彦神社」は、物事を良い方向へ導いてくれる道開きのパワースポットです。何か新しいことを始めようと考えているならお参りしてみるといいかもしれませんね。また、芸能人やアスリートも訪れるという、芸能・スポーツの神様をお祀りする境内社の「佐瑠女（さるめ）神社」は、縁結びのご利益もあるそう。恋活や婚活を実らせたい方は、お参りしてご利益を授かってみませんか？

市街地エリアの多い伊勢志摩国立公園ですが、海辺では美しいリアス式海岸を見ることができます。標高約140mの高さにある「横山展望台」に行けば、複雑に入り組んだ英虞湾（あごわん）の絶景が待っていますよ。併設されているカフェ「ミラドール志摩」でドリンクをテイクアウトして、カフェテラスで景色を見ながら一休みしましょう。

英虞湾といえば真珠が有名ですよね。湾のほとりにある「真珠工房 真珠の里」では、アコヤ貝の真珠取り出し体験が楽しめます。取り出した真珠は、自分だけのアクセサリーにすることも。自分で取り出した真珠でアクセサリーを作るなんて、なんだかロマンチックですね。ちなみに、真珠を取り出したアコヤ貝の貝柱は、その場で食べることができるそう。新鮮な海の恵みを味わってみてください。

⑧【鳥取・島根・岡山】大山隠岐国立公園

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「大山隠岐国立公園」は鳥取県・島根県・岡山県の3県のなかで、4つのエリアに分かれている国立公園です。鳥取県の「大山桝水高原」は、日本名峰ランキングでベスト3に選ばれている大山の中腹にある大草原。リフトに乗って山頂の展望台に行けば、弓ヶ浜や日本海を見下ろす大パノラマを堪能できます。ちなみに、ここはプロポーズの場所としても人気。こんなに景色の良い場所でプロポーズされたら「イエス」の返事しかでてきませんね。ぜひカップルで訪れてみて。

大山や毛無山など雄大な自然が広がる大山蒜山（だいせんひるぜん）地域では、さまざまな高山植物を見ることができます。中でも4月頃に開花シーズンを迎えるカタクリは、クルンと反りかえった薄紫色のはなびらがキュート。そのかわいらしい姿は“春の妖精”とも呼ばれています。絶滅危惧種に指定されている貴重な花なので、見ることができたらラッキー。ぜひ見つけてみてください。

縁結びで有名な「出雲大社」も、この国立公園の中にある観光スポットです。有名な神楽殿の大しめ縄は、長さが約13m、重さは約5.2tと圧倒されるほどの大きさ。数年に一度は新しいものと交換されています。拝殿で神様に恋愛成就のお願いをしたあとは、うさぎの石像探しを楽しんでみて。全部で66羽設置されている石像は、一体一体デザインが違っています。中にはハートを持ったうさぎもいるので、見つけたら恋のパワーをもらえるかもしれませんよ。

⑨【大分・熊本】阿蘇くじゅう国立公園

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大分県と熊本県に位置する「阿蘇くじゅう国立公園」は、雄大な自然が魅力。特に、世界最大級の大きさを誇る阿蘇山の大カルデラは中に町一つがすっぽり収まるほどで、その大きさに圧倒されてしまいます。「大観峰」は、そんなカルデラの様子や阿蘇五岳をパノラマで見ることができる絶好のビューポイント。駐車場も近く、訪れやすいですよ。

阿蘇の雄大さを感じたいなら「草千里ヶ浜（くさせんりがはま）」へ行ってみましょう。正面に烏帽子岳を望む広大な草原で、緑の美しさが際立つ場所です。雨が降った後には雨水がたまってできた池が現れ、さらに美しい景観を創り出します。草原は自由に散策できるほか、乗馬体験もできますよ。向かいにはレストハウスがあるので、歩き疲れたら絶景を目の前にご飯を食べて休憩しましょう。

熊本は地下水が豊富で水がおいしいことでも有名。毎分約60tの水が湧き出る「白川水源」は、日本名水百選にも選ばれている水源地です。水の透明度はとても高く、池の底を見ると水がポコポコと湧き出ている様子が確認できます。水は自由に持ち帰ることができるので、ペットボトルや水筒を持参すると便利です。天然のミネラルウォーターを、ぜひ味わってみてくださいね。ここでは水源の水を使ったソフトクリームやコーヒーも販売されているので、休憩がてら立ち寄ってみてはいかが？

⑩【宮崎・鹿児島】霧島錦江湾国立公園

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宮崎県と鹿児島県にまたがる「霧島錦江湾国立公園」は日本最初の国立公園の一つで、山と海両方の景観を楽しめる国立公園です。霧島連山の北に広がる「えびの高原」は山の景色を満喫できるスポット。韓国岳（からくにだけ）や甑岳（こしきだけ）といった大小の山々に囲まれ、春から初夏にはノカイドウやミヤマキリシマなどの花々が咲き乱れます。秋は紅葉が見事で、四季折々で変わる自然の表情を楽しめますよ。散策で疲れたら「足湯の駅 えびの高原」に設置されている無料の足湯で一休み。50種類以上の焼酎が並ぶコーナーもあるので、お酒好きならお土産に一本いかが？

海の景色を楽しむなら「佐多岬」へ。日本本土最南端の岬には展望台が設置され、果てしない大海原と向かいには屋久島や種子島を望むことができます。近くに見える灯台はイギリス人が設計したもので、日本最古の内の一つ。近くには縁結びの神様を祀る「御崎（みさき）神社」があるので、カップルや恋人募集中の方はお参りしてみましょう。神社へ続く遊歩道はジャングルのようで冒険心がくすぐられます。

縁結びのご利益が欲しいなら、錦江湾に浮かぶ「知林ヶ島（ちりんがしま）」もおすすめです。普段は湾に浮かぶ島ですが、3月～10月の大潮または中潮の干潮時には砂の道が現れ、歩いて渡ることができます。この砂の道は「ちりりんロード」と呼ばれ、“縁を結ぶ”縁結びスポットとして有名。恋人や気になる人と一緒に歩いて、良縁を結んでくださいね。島には展望台や「チリンズベル」と呼ばれる鐘などが設置されています。

⑪【沖縄】慶良間諸島国立公園

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「慶良間諸島国立公園」は沖縄本島の西側に点在する30余りの島々で構成され、島一つ一つがまるごと国立公園になっています。座間味島（ざまみじま）の「阿真ビーチ」は遠浅の海が魅力のビーチ。隣のキャンプ場には売店があり、のどかな雰囲気が漂っていてのんびり過ごすにはもってこいです。シュノーケリングで熱帯魚を見たり、ウミガメと一緒に泳ぐこともできますよ。

ビーチはこちらの「古座間味ビーチ」もおすすめ。サンゴでできた真っ白な砂浜と青い海のコントラストが美しいメインビーチです。この素晴らしさから、ミシュラン・グリーンガイドで2つ星を獲得しています。波打ち際から少し離れた場所にある大きなサンゴ礁は熱帯魚の宝庫。こちらでもシュノーケリングが楽しめるので、お魚たちとたわむれる楽しい時間を過ごしてください。

島の北側にある「稲崎展望台」からは、壮大な外海の水平線や隣島の渡名喜島（となきじま）を一望する絶景を楽しめます。この展望台は別名「クジラ展望台」と呼ばれ、冬になると、ここからホエールウォッチングをすることが可能です。潮を吹いたりジャンプしたりするザトウクジラの姿を探してみてくださいね。

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ここまで、全国の国立公園とその見どころを巡る旅行プランを紹介しました。国立公園それぞれに特色があり、その魅力を満喫できる観光名所もさまざまでしたね。紹介した旅行プランでは、名所観光だけでなくグルメやアクティビティも楽しめる内容になっているので参考にしてみてください。
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