【2024年・おでかけ】初詣に行きたい中国地方の神社仏閣36選

【2024年・おでかけ】初詣に行きたい中国地方の神社仏閣36選

観光・カルチャー

2024/06/12更新

年始の習わしとして親しまれている初詣。新年の初めに神社や仏閣を訪れたら、神仏に前年の感謝を伝え、本年の開運や健康の祈りを捧げます。そもそもは平安時代からある農業や自然へ感謝をし、新年の豊作を願う「年籠り(としごもり)」という夜通し行っていた風習からきているといわれています。後に大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれたことが、現在の初詣の由来になったのだそう。
初詣は、伝統的な年始の習わしで日本における重要な文化ですね。正月といえば初詣に行かないと始まらない! という方も多いのではないでしょうか? 今回は初詣におすすめのスポットを紹介します。新年の初詣を訪れる際の参考にしてみてください。

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初詣の参拝マナー

「初詣には毎年行っているけれど、参拝方法が合っているかなんて、今さら人に聞けない……」という方のために、まずは神社の参拝のマナーを解説します。

1.鳥居の前で一礼
2.参道の中央は神様が通る道のため、参拝者は端を歩く
3.手水舎で心身を清める
 1)柄杓を右手に持ち水を汲み、左手にかける
 2)左手に柄杓を持ち替え、右手に水をかける
 3)柄杓を再び右手で持ち、左手で口をすすぐ
 4)柄杓で水を左手にかけ、残った水で柄の部分を洗い、清めたら完了(柄杓は元の位置に)
4.お賽銭を納めて鈴を鳴らす。参拝の基本となる作法は「二礼二拍手一礼」。一部の神社では「二礼四拍手一礼」の場所もあるのでご注意を。
※寺院は、一礼をしてお賽銭を納めたら鐘をついて静かに手を合わせ、最後に再度一礼を。
5.参拝後も参道の端を歩き、鳥居をくぐる際には一礼を忘れずに。

山口県

【山口市】山口県 高野山真言宗 岩屋山地蔵院

パワーを授かる“人面岩”で親しまれるお寺

「山口県 高野山真言宗 岩屋山地蔵院」の御本尊は「延命地蔵菩薩」で、「秋穂八十八ヶ所霊場83番札所」「山陽花の寺二十四か寺6番札所」として各地から多くの参拝者が訪れます。境内には四季折々の花や、巨岩“人面岩”が鎮座。数々の行事やイベントを催し、人と人との“ご縁”を大切にした癒やしの寺として親しまれています。

【防府市】防府天満宮

山口県内屈指の初詣スポット

「防府天満宮(ほうふてんまんぐう)」は、平安時代に学者、政治家として活躍した菅原道真公を祀っており、学問の神様として知られています。合格祈願や学業成就の祈願で訪れる人が多いのはもちろん、縁結びや厄払いなどのご利益でも知られるパワースポットです。日本三大天満宮の一つに数えられ、山口県内でも屈指の初詣スポットである防府天満宮は、年明けから夕方までは大混雑します。時間には余裕を持って訪れましょう。また防府駅から徒歩約15分とアクセスが良いので、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

【周南市】遠石八幡宮

平安朝の時代から多くの参拝者が訪れる

「遠石八幡宮(といしはちまんぐう)」は、全国に4万社余りある八幡様の総本宮「宇佐八幡宮」の分霊社として推古天皇の時代に建立された神社です。下関壇ノ浦(しものせきだんのうら)での源平合戦の前哨戦の際に、洪鐘(こうしょう)に流れ矢が当たり、音色が悪くなったという記録が残っています。その後、洪鐘は1300年代に二度作り直され、現存するものは文化財に指定されています。初詣をはじめ、年間通じて多くの参拝客が訪れる地方有数の神社で、厄除開運・家内安全・交通安全・事業発展・必勝・安産など広くご利益があるとされています。

【周南市】新宮山 三光寺

滝のある霊験あらたかな神仏習合の山寺

山口県周南市の山間にある「新宮山 三光寺」は御本尊を「釈迦如来」とし、「弁財天」「観音菩薩」「稲荷明神」などを祭る神仏習合のお寺です。その昔、大雨の際に滝の水で流されたお寺を再興して開山、滝には「不動明王」を祭り、通年で「水行」ができます。境内は、自然の澄んだ空気に癒やされると人々の憩いの場になっています。

【宇部市】琴崎八幡宮

1000年以上の歴史を誇る格式高い古社

山口県宇部市に鎮座する「琴崎八幡宮」は、859年に僧の行教が大分県の「宇佐八幡宮」から京都の「石清水八幡宮」に御分霊を移す際、嵐を避けるために宇部に寄港したのが起源とされています。以来、多くの人に崇敬された由緒ある八幡宮で、宇部の守り神“はちまんさま”として親しまれてきました。「応神天皇」「仲哀天皇」「神功皇后」を御祭神とし、安産や縁結び、家内安全などに御利益があるといいます。また、お守りの種類が驚くほど豊富に揃い、メディアでも取り上げられるほど。新しくなったお守り授与所で、ひときわ目を引くのが色とりどりのお守りで、約950種類以上(2023年1月現在)。合格のお守りからペット用のお守りまであり、この神社ならではのめずらしいお守りも豊富に揃っています

岡山県

【岡山市】最上稲荷山 妙教寺

神仏習合の形態を残す歴史ある「最上稲荷」

岡山県岡山市の、備中高松城址の北方にある「最上稲荷」。1200年以上の悠久の歴史を誇り、鳥居や神宮形式の本殿を有し、「神仏習合」の形態が残された貴重な霊地です。家内安全や商売繁盛、開運などの御威徳がある「最上位経王大菩薩」を祈祷本尊とし、“両縁参り”で有名な「縁の末社」には、それぞれ「七十七末社」のひとつ「縁切り」「縁結び」の神を祭ります。

【岡山市】吉備津神社

桃太郎ゆかりの神事で健康と招福を祈願

「桃太郎」のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)と、吉備津彦に成敗された温羅(うら)を祀る「吉備津神社」。健康長寿をはじめ、学業成就、交通安全、建設工事安全などのご利益で知られています。国宝の本殿や拝殿、鳴釡神事(なるかましんじ)が行なわれる御竈殿(おかまでん)、約400mもの長い廻廊など見どころがたくさん。正月の1月3日には、桃太郎の鬼退治の神話を重ねて由来し、東西南北に向かって一斉に矢を放ち、四方の悪魔を祓い健康と招福を祈る「矢立(やだて)の神事」が行われます。

【岡山市】岡山神社

縁結びの神として霊験あらたかな神社

岡山電気軌道城下電停から徒歩約4分にある「岡山神社」は860年の創建で、かつては岡山城本丸の地に鎮座し崇敬されていました。主祭神は「倭迹迹日百襲姫命(やまとととびももそひめのみこと)」で、6柱の副祭神とともに、縁結び・商売繁盛などの御利益があります。神前結婚式は、縁のある二人が神様の前で契りを結ぶ日本の伝統に基づいた結婚式を執り行い、岡山城を背景にした記念撮影が和服に映えると好評です。縁結びの神様の御神徳を授かり、境内の「随神門」をくぐると円満な家庭を築くことができるといわれています。

【岡山市】高野山真言宗別格本山金陵山 西大寺

国指定重要無形民俗文化財「西大寺会陽」が有名

岡山県岡山市に鎮座し約1250年の歴史を誇る「高野山真言宗別格本山金陵山 西大寺」。御本尊は「十一面千手観音菩薩」を祀り千手の御手で多くの厄災から人々を救うことから厄難消除・病気平癒・良縁成就・子授け・安産の功徳が高く、岡山のパワースポットとして親しまれています。毎年2月の天下の奇祭、国指定重要無形民俗文化財「西大寺会陽」が有名で「裸祭り」とも呼ばれ参拝者でにぎわいます。

【岡山市】高野山真言宗 金剛寺

地元で愛される「筆供養」で有名なお寺

JR岡山駅から徒歩約12分の繁華街に佇む「高野山真言宗 金剛寺」は、1599年に創建され御本尊を「延命地蔵菩薩」とする歴史ある古刹。門をくぐると厳かな本殿や四季折々の花や木が美しい庭園が広がり、5月から6月にかけて咲くアジサイは見ものです。“筆の寺”として有名で毎年4月は「筆供養」を行い、地元をはじめ各地から多くの人が訪れる。

【岡山市】日蓮宗 勅命山 日應寺

歴史的な建造物や文化財が見どころ

岡山県岡山市北区の緑豊かな町に鎮座する「日蓮宗 勅命山 日應寺」は、718年に創建され聖武・孝謙・桓武天皇らの病気回復祈願を行い、勅命をもって仏恩に感謝したと伝えられています。境内は本堂の天井絵や国指定重要文化財の「毘沙門天立像」「不動明王立像」があり、春は桜、夏はアジサイと見どころも多く人気です。

【倉敷市】由加山 由加神社本宮

厄除けの総本山として知られる神社

全国に52の分社を有する由加神社の本宮。日本三大権現のひとつ、さらに厄除けの総本山として知られています。江戸時代には岡山藩主池田候のご祈願所として、また時期を同じくして“ゆがさん・こんぴらさん両参り”といわれ、両宮をお参りすれば御利益がたくさんいただけるという“両参り”の風習が広がり現在も全国各地から多くの人が参拝に訪れます。

【瀬戸内市】上寺山 餘慶寺

四季折々を彩る花が楽しめる境内

「上寺山 餘慶寺」は天平勝宝元(749)年、報恩大師により開山された1270余年の歴史がある天台宗の寺。桜や蓮など四季折々の花が楽しめる境内には、「本堂(観音堂)」「薬師堂」「三重塔」「地蔵堂」「阿弥陀堂」「釈迦堂」「鐘楼」などの諸堂に加え、「恵亮院」「本乗院」「吉祥院」「定光院」「明王院」「圓乗院」の6つの支院が現存します。

【真庭市】木山寺

空海が開基したと伝えられる厳かなる古刹

岡山県真庭市の自然豊かな霊峰に囲まれた標高約430mの山上に鎮座する「木山寺」は、815年に空海(弘法大師)が開基したとされています。御本尊を「薬師瑠璃光如来」とし、鎮守神に「木山牛頭天王」「善覺稲荷大明神」を祭る神仏習合のお寺で、無病息災・商売繁盛・縁結びなどの御利益があり、ご祈祷やお守りを拝受できます。

【真庭市】真言宗御室派 東光山 瑠璃院 福王寺

蒜山高原にある地域で親しまれるお寺

岡山県真庭市の蒜山高原に鎮座する「真言宗御室派 東光山 瑠璃院 福王寺」は、903年創建の由緒あるお寺で、御本尊は「薬師如来」です。境内の「持仏堂」の花鳥風月の彩色画が美しい市指定文化財の天井絵が見どころ。広い敷地には「福王寺」「薬師寺」「本興寺」の御堂がある「持仏堂」を中心とする上境内と、「本堂」「大師堂」などがある下境内に分かれ、愛犬と蒜山高原の自然を感じながら遊ぶことができるので体験してみて。

【久米郡】浄土宗特別寺院 誕生寺

法然上人が生まれた地に立つ浄土宗のお寺

JR誕生寺駅から徒歩約15分の「浄土宗特別寺院 誕生寺」は1193年建立の浄土宗開祖法然上人が生まれた地に立つ寺院。貴重な「誕生寺山門」や「誕生寺御影堂(本堂)」「阿弥陀堂」「宝物館」、樹齢約850年の法然上人お手植えの大イチョウが見どころです。毎年4月は法然上人の両親を供養する「誕生寺お会式」が行われ多くの参拝者でにぎわいます。

【和気郡】和氣神社

和気清麻呂公生誕の地として由緒ある神社

岡山県・和気町に鎮座する「和氣神社」は「鐸石別命(ぬでしわけのみこと)」を主神に、「和気清麻呂公」の祖を含め8祭神を祭ります。御神徳は足腰健康の守護・厄除開運などがあるとされ、孤児院を開設した「和気広虫姫」に由来し、子どもの守り神として人々に敬われています。境内にはめずらしい「狛いのしし」、和気町指定重要文化財の本殿などが見どころです。

広島県

【尾道市】千光寺

初詣を拝んだ後はそのまま参拝も

「千光寺(せんこうじ)」は、806(大同元)年創建と伝えられる真言宗の名刹です。千光寺山の中腹に建つ鮮やかな朱塗りの本堂が有名で、眼下には尾道の街並や瀬戸内海に浮かぶ島々を見渡せます。元旦は6時30分から千光寺山ロープウェイで臨時便が運行。初日の出が見られるのは例年7時10分前後なので、初日の出を拝んだ後、そのまま参拝する人も多く見られます。

【廿日市市】嚴島神社

初詣には毎年約10万人が訪れる

593(推古天皇元)年に佐伯鞍職(さえきのくらもと)により創建され、1168(仁安3)年に平清盛によって、現在の姿に改められたと伝わる「嚴島神社」。荘厳華麗な建築美と、目の前に広がる瀬戸内海、そして背後にそびえる弥山の自然美が融合した神秘的な社殿は、世界中の人々を魅了しています。大晦日の夜から元旦にかけては、宮島に渡るフェリーが15分おきに臨時便を出航。正月三が日は駐車場も大混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。元旦の0時には、神様にお供えした御衣装を新しいものに取り換える儀式「御神衣献上式(ごしんいけんじょうしき)」が、5時には五穀豊穣や国家安泰を祈る祭典「歳旦祭(さいたんさい)」が行われます。

【廿日市市】宮島弥山 大本山 大聖院

宮島で最も深い歴史ある弘法大師開創の名刹

大同元年(806年)に弘法大師が開創したと伝えられる宮島の大聖院(だいしょういん)には、嚴島神社の参拝順路の出口から弥山(みせん)へ向かって600mほど奥へ進むと到着します。初代内閣総理大臣の伊藤博文が頂上からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と感嘆したといわれています。

【広島市】広島護國神社

戦没者への追悼の念と共に平和を願う

「広島護國神社」は、1868(明治元)年の戊辰戦争で陣没した高間省三(たかま しょうぞう)命以下78柱の広島藩士を水草霊社にお祀りしたことを始まりとする広島県有数の神社です。また、その後の戦争事変で戦没した、約9万2000余柱の英霊を祀っています。初詣には50万人を超える参拝者が訪れるそう。平和や戦没者への追悼の念を捧げると共に、新しい年が平和で過ごせることを願いたいですね。鯉のデザインがかわいいおみくじのほか、お守りや御朱印を目的に参拝する観光客も多いのだとか。

【広島市】空鞘稲生神社

原爆クスノキの生命力あふれる 霊験あらたかなパワースポット

広島電鉄本川町電停より徒歩約5分の「空鞘稲生神社」は、約490年前からこの地に鎮座する。御祭神に「宇迦之御魂神」「宇氣母智神」「和久産巣日神」を祭り、“五穀の神様”として商売繁盛や食べ物をつかさどる神様の御神徳があり、鎮守として長く地元で愛されてきました。ほかに「恵美須神社」「幸神社」「稲生神社」があり古くから信仰を集めています。緑の木々が豊かな境内にある広島での被爆直後に芽吹いたというクスノキは、御神木「原爆クスノキ」とされその生命力があふれるパワーにあやかりたいと多くの人が訪れます

【広島市】五日市八幡神社

古代の天皇を主祭神とする悠久の神社

JR五日市駅から徒歩約15分の八幡川沿いにある「五日市八幡神社」。この神社は、901年頃に創建され、古代の仲哀天皇、神功皇后、応神天皇である「帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)」「息長帯日賣命(おきながたらしひめのみこと)」「品蛇和気命(ほんだわけのみこと)」を主祭神とし、地元の総鎮守として人々に愛されてきました。お守りは色鮮やかで種類も多く、ランドセルの形をした「ランドセル守」は可愛いと人気。子どもの無事を願い身に付けたり、心臓に近い位置に持つのが良いそう。ほかにも「勝守」や「幸福守」「方位除・八方除御守」などが揃い、授与所で通年で頒布されています。

【広島市】塩屋神社

すべての縁の始まりをつなぐ神社

JR五日市駅から徒歩約10分の住宅地に鎮座する「塩屋神社」は、約1,400年以上の歴史を誇る神社。主祭神は「猿田彦大神」を祭り、縁結びの御神徳があるといわれています。境内では良縁に導くため、神様が背中を押してくれる「腰掛石」や「導き石」「良縁の石」、願いが叶うという御神木「大慶の木」、縁起の良い「けやき坂」とパワーが宿る見どころが満載です。社務所では「恋文の玉」「五色縁結び紐」「恋みくじ」など良縁に関する授与品が数多く揃い、健康や恋愛など、すべての縁の始まりをつなぐ神社として地元の人々に愛されています。

【広島市】広島東照宮

人々に親しまれる格式高い広島の総鎮守

JR広島駅から徒歩約12分の「広島東照宮」は、1648年創建の江戸幕府初代将軍「徳川家康公」を御祭神とする由緒あるお宮で、厄除招福、病気平癒、安産や子育て(初宮詣・七五三詣)の御利益があるといわれています。現存する被爆建物のひとつで、「唐門」「翼廊」「本地堂」など6棟が広島市指定重要有形文化財で、観光客など多くの人が参拝に訪れます。

【広島市】鶴羽根神社

鎌倉時代より愛されてきた地元の総氏神

JR広島駅より徒歩約14分の「鶴羽根神社」は1190年に創建され広島県東部の総氏神、鬼門鎮守のお社として崇敬されてきました。御祭神に「応神天皇」「神功皇后」「仲哀天皇」の八幡三柱の神と「伊邪那伎命」「伊邪那美命」の妹背二柱の神を祭り、厄除け・子授け・縁結びなどの御神徳があるといわれ、神前結婚式や安産祈願、初宮参り、七五三などに訪れる人も多いです。

【福山市】艮神社

福山城の鬼門封じとして崇敬されてきた神社

JR福山駅から徒歩約14分、平安時代に建立され、江戸時代には福山城の鬼門を守る役割を得て「艮神社」と改名され長く崇敬されてきました。御祭神を「須佐之男命」「伊邪那岐命」とし、厄除け・商売繁盛・家内安全などに御利益があると、地域の氏神として人々に親しまれています。また、2022年に開運スポットとしてメディアに紹介され注目を集めました。

島根県

【鹿津和野町】太皷谷稲成神社

美しい朱色の鳥居を抜けて参拝を

京都の伏見稲荷の神霊を移した「太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」。稲荷神社のなかでも「稲成」と表記するのは全国的にも珍しいそうで、大願成就の祈りが込められています。願望成就のほか、商売繁盛、開運厄除の神として信仰を集めており、初詣には毎年数10万人の参拝客が訪れます。表参道にトンネルのように立ち並ぶ、約1,000本の赤い鳥居は壮観です。石段を上り切った先にある境内からは、津和野(つわの)の町並みを見渡せます。

【出雲市】出雲大社

「二礼四拍手一礼」で参拝

縁結びの神として名高い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀り、年間約200万人もの参拝者が訪れる「出雲大社」。島根県屈指の観光名所で、 “縁結びの聖地” ともいわれているパワースポットです。八雲山を背に、大国主大神が鎮座する御本殿をはじめ、長さ約13m、重さ約5.2トンにも及ぶしめ縄が印象的な神楽殿などが立ち並び、神聖な空気が漂います。出雲大社の参拝は、「二礼四拍手一礼」が好ましいとされているので、参拝時はご注意を。毎年正月三が日は、約60万人の参拝客が訪れ大変混雑します。あらかじめ交通規制の情報や各門の開門時間を調べておくと安心です。

【出雲市】長浜神社

歴史ある建造物を守り伝えられている神社

島根県出雲市に鎮座する「長浜神社」は国引き神話の神「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」を祀り、勝利やスポーツ上達、不動産守護、縁結びなどに御神徳があるとされ地元では“妙見さん”と人々に親しまれ信仰を集めています。拝殿の左手前には「弓掛の松」があり、大木跡が現存。豊臣秀吉が朝鮮出兵の折、百日祈願をした際に参拝した片桐且元が弓を立てかけた松といわれ、朝鮮での連勝を導いたと太閤より多くの恩賞を授かり、勝負に勝つ神として信仰を集めるようになりました。

【出雲市】一畑薬師(一畑寺)

“目のお薬師さま”として親しまれるお寺

島根県出雲市の標高200mの一畑山上に鎮座する「一畑薬師」。1100年あまり続く薬師信仰の総本山で、古くから“目のお薬師さま”と呼ばれ、子どもの無事成長の仏様としても親しまれています。森に囲まれた参道の神々しい空気は、別世界を訪れたような感覚になれるのでおすすめ。また、境内から島根半島を一望すれば、出雲神話の世界に入り込んだかのような体験ができます。

【松江市】高野山真言宗 千手院

勝負運を願う松江城の鬼門封じのお寺

島根県松江市の松江城を見張らせる高台に鎮座する「千手院」は、江戸時代初期に松江城の築城の際に鬼門封じのために創建されました。いくつかのお堂があり本堂には「千手観音菩薩」を祀ります。「不動堂」の「不動明王」は勝負ごとの祈願をすると、勝利の御利益があるパワースポットとして人気。境内の枝垂桜は、松江市の天然記念物に指定されており、昼夜関わらず幻想的な雰囲気を醸し出しています。

【安来市】臨済宗妙心寺派瑞塔山 雲樹寺

約700年の歴史を誇る霊験あらたかな古刹

島根県安来市の「臨済宗妙心寺派瑞塔山 雲樹寺」は、1321年に「孤峰覚明(こほうかくみょう)」が開創した寺院で、御本尊は「拈華微笑佛」です。「子授け観音」「酒断ち地蔵」などを祭り、古くから信仰を集めてきました。名所が多く、国の重要文化財「四脚門」や、「山門」「仏殿」「方丈」と伽藍が一直線に並び、枯山水庭園は心を和ませてくれます。

【大田市】物部神社

文武両道や勝運の神様として崇敬される神社

島根県大田市の三瓶山のふもとにある石見国一宮「物部神社」は、御祭神に物部氏の祖神「宇摩志麻遅命」を祭り、古くから文武両道や鎮魂、勝運の神として御利益があると崇敬されてきました。境内には曲玉の形をした手水石や狛鶴が鎮座し、神聖な空気に包まれ人々を静寂の世界へいざないます。春の桜や秋の紅葉と季節の移ろいが美しく多くの参拝者でにぎわいます。

鳥取県

【鳥取市】白兎神社

神話に登場する白兎の舞台

「白兎神社(はくとじんじゃ)」は、「古事記」や「日本書紀」にも登場する古社です。境内には日本神話「因幡の白兎」(古事記の一節)に登場する白兎が、傷口を洗って治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」があります。神話にちなんで、皮膚病ややけどなどに効く神社として信仰されてきました。兎年の初詣にはいつも以上に多くの参拝者が押し寄せます。また神社のある鳥取市内には、「因幡の白兎」の舞台になったスポットが点在。白兎が大国主命と出会った「白兎海岸」は、日の出の美しい場所でもあります。初日の出を拝んでから、初詣へ向かってみてはいがかがでしょう。

【鳥取市】宇倍神社

全国で初めて拝殿が紙幣に採用されたお金に縁ある神社

「宇倍神社(うべじんじゃ)」は、平安時代から続く鳥取県東部を代表する神社です。こちらの神社は、日本で初めて紙幣の図柄に採用された神社としても有名。お金に御縁があるといわれていることから、商売繁盛・金運上昇の神様として多くの参拝者が訪れます。特に初詣では、参道に行列ができるほどなのだとか。また、御祭神として祀られている武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)は、360歳まで生きたといわれていることから、長寿の神としても崇拝され親しまれています。

おわりに

中国地方には観光スポットとしても屈指の神社仏閣がたくさんあります。特に初詣は、例年多くの人が訪れ混雑が予想されるため、車で行くと大渋滞に巻き込まれる可能性大。可能であれば公共交通機関を利用するのがおすすめです。なかには、密集を避けるための「分散参拝」を行う場所もあるので、事前チェックは欠かさずに。2024年を良いスタートが切れることを祈っています。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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