- 1泊2日
- 2日目
のんびり、でも欲張りに 心躍る松江探訪へ
- 松江(島根県)
- 予算:28,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2023/02/15
宍道湖と中海という全国でも第7位と第5位という大きさをもつ、2つの汽水湖がある松江市。その湖の豊かな四季の風景と、国宝・松江城や湖に浮かぶ日本庭園・由志園、昔ながらの景色が残る港町・美保関など、自然と歴史文化が融合する、松江市をのんびり散歩してみました。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 不昧公(ふまいこう)の時代から、茶の湯の文化が盛んな松江。茶の湯に欠かせない漆器として生まれたのが八雲塗です
- ★ 八雲塗は漆のベースに顔料をまぜた色漆で絵付けをし、その上から木地呂漆(きじろうるし)という透明感のある漆を重ねることで、徐々に絵が鮮やかに浮かんでくる美しい器。伝統的に愛されている絵柄はうさぎや牡丹などがあります
松江本店ろんぢん
松江城下のお堀沿いにあり、国内外から多くの観光客が訪れる人気店だ。先代から受け継ぐしゃぶしゃぶは、創業60余年の歴史とともに歩んできた自慢の逸品で、秘伝の割り下を使ったすき焼きにも定評がある。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 松江城のお堀沿い、和風建築に大正時代の調度品や人間国宝の型絵染などが飾られた、ノスタルジックな店・ろんぢん。ここでぜひ食べたいのがしゃぶしゃぶ。島根はもともと牛の産地であり、肉牛の生産も古い歴史をもちます
- ★ 昼のコース雅は、その島根県産黒毛和牛ロースがいただけるメニュー。厚みがあって霜降りのお肉は、鍋に入れると脂身がさーっと溶けて、濃厚なうまみが舌に残るおいしさ
- ★ 大阪でフレンチを修行したシェフの作る、カレーやフライなどの洋食メニューも人気です
松江城
関ヶ原の戦の功績により出雲・隠岐の大守となった堀尾吉晴が慶長16(1611)年に築城。天守に千鳥が羽を広げたような形の破風が用いられており、「千鳥城」とも呼ばれる。4重5階、地下1階の造りで、最上階からは松江の街や宍道湖が一望できる。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 松江のシンボル的存在である松江城は、江戸時代の城郭が残る「現存12天守」のひとつで国宝に指定されています
- ★ 黒い雨覆板で覆われた外観は、威厳があり美しい姿。天守の内部に入ると、石落としや、攻めてきた敵を弓矢や鉄砲で狙う狭間、深い井戸など、籠城のための備えがそのまま残っています
- ★ 急な桐の階段をどんどんのぼって最後にたどり着くのが、5階の望楼。宍道湖から松江市街まで、360°一望できる絶景に、気分も晴れ晴れします
八重垣神社
ヤマタノオロチ退治で名高い素盞嗚尊と稲田姫命がこの地で夫婦生活を始めたという故事にちなみ、二神を祀る縁結びの神社として知られる。稲田姫命が水を飲み、姿を映したといわれる鏡の池や、愛の象徴とされる夫婦椿などの良縁スポットが多数。宝物収蔵庫には二神の姿を描いた壁画がある。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ ヤマタノオロチに襲われスサノオノミコトに救われたイナタヒメノミコト。この出雲の神話のカップルを祀っているのが八重垣神社です
- ★ 境内の奥、森に包まれた鏡の池で「占い用紙」を水に浮かべそっとコインをのせるのが鏡の池縁占い。早く沈めば縁が早く訪れ、近くで沈めば近い人、遠くで沈めば遠い人と縁があるのだとか
- ★ 良縁を願って参拝したあとは、縁むすびの貝守りや、椿の形の美のお守りをいただくのもおすすめ。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 八重垣神社へお参りしたあと、立ち寄りたいスポットが、縁結び八重。和風建築の店内には、オリジナルパッケージのお香や、さまざまな色のだるまを選べる縁結びリボンだるまなどが並びます。参拝には欠かせない御朱印帳や、八重垣神社の主祭神であるスサノオとイナタヒメをモチーフにした人形みくじも人気商品です
- ★ イートインスペースでは、日替わりのお菓子と、コーヒーや和ハーブティなどが選べるドリンクセットや、夫婦アイスなどがいただけます。旅の合間に、ナチュラルな木の空間で、ほっとひと息ついてください
宍道湖観光遊覧船
所要約1時間の宍道湖クルージングが楽しめる。大橋川にある第1・第2乗船場から宍道湖大橋をくぐって宍道湖へ入り、嫁ヶ島や松江しんじ湖温泉近辺を周遊する。
旅色編集部のおすすめポイント
- ★ 周囲45㎞、海かと見間違う宍道湖の大きさを感じられるのが、宍道湖観光遊覧船です。宍道湖に通じる大橋川の船着き場から。船長の合図で出発進行! 2階のデッキに腰かけると、頭上すれすれの高さで橋をくぐるのもスリリングです
- ★ 水際に並ぶ家並みに風情を感じつつ進むと、視界いっぱいに広がる湖が。遠く中国山地の山々がかすみ、目の前には嫁ヶ島の鳥居が見えます
- ★ 日暮れ時には、あたり一帯がオレンジ色に染まり息を飲むような絶景が見られることでしょう。出航は9:30~17:00の1日6便、ほかにサンセットクルーズもあります。乗船時間は約1時間
写真/藤原晋介
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