秘書の方、必見！　接待でおすすめの厳選高級手土産32選

ビジネスシーンでの手土産の基本

知っておけば接待で恥をかかない、一歩リードできる手土産の選び方やマナーを紹介します。

接待手土産を渡すときのマナー

接待や商談などビジネスの大切なシーンにおいて手土産を渡すときはマナーをわきまえることが大切です。取引先に手土産を渡す場合は、着席する前に直接渡します。紙袋ごとそのまま手土産を渡すのは、マナー違反。これは、紙袋には持ち運ぶ際のほこりよけの意味があるからです。先方に差し出すときは、紙袋から手土産を取り出し、正面を相手側に向け、両手をしっかり添えて渡しましょう。入れてきた紙袋は持ち帰ります。ただ、重いものは袋に入ったままの方が相手が持ちやすいことがあるので、「袋ごと失礼いたします」とお断りを入れ、袋ごと渡しても問題ありません。

注意したいのが「つまらないものですが…」と言葉を添える行為。本来は「立派なあなたにとって、私が選んだとるに足らないものですが（受け取ってください）」の謙遜の意味が込められています。しかし、最近では意味を誤解されることもあるので敬遠されている言葉です。渡すときは、「お口に合うといいのですが」「心ばかりの品ですが皆さんでどうぞ」など言い換えるようにしましょう。

また、会食で手土産を渡す場合は、着席して料理を注文する前か、相手が退席するタイミングで渡すとベターです。その場合は持ち帰りやすいよう、紙袋ごと渡しても問題ありません。

手土産の選び方

手土産は、かさばらず、日持ちがするものが良いでしょう。水気をほとんど含まないマドレーヌ、バウムクーヘンなどの焼き菓子、米菓などがおすすめです。季節によっては、冷たいものや温かいものも喜ばれますが、その場合「日持ちがしないものなので、早めにお召し上がりください」と渡すときにひと言添えるようにしましょう。なお、企業へ持参する手土産は、切り分ける必要がなく、配りやすい個包装のものがおすすめです。

もし、のしをかける場合は「ご挨拶」「御礼」とし、下に会社名を記します。また、謝罪の意味を込めて手土産を持参する場合は、しっかりとした箱に入った高級感あるものを選びましょう。どらやきや羊羹など、重みのあるものだと、「事の大きさを重く受け止めている」反省の意を伝えられます。この場合、のしは祝い事を連想させるのでいりません。もし入れるなら無地か水引が結び切り（蝶結びでないもの）の紙をかけ、「お詫び」「深謝」と入れます。

多くの人に配ってもらうなら個包装、個人的に渡すなら好みのものを

会社を訪問し、職場の多くの方に楽しんでもらいたい場合は、個包装が配りやすくておすすめです。10～20個あれば十分ですが、大人数いる場合は2箱用意しても良いでしょう。

もし、会食などの接待のあとに渡す場合は、家に持って帰ることを想定した手土産を選ぶようにするとベター。個人で楽しめるお酒やコーヒー、家族が喜ぶようなアソートもおすすめです。

なお、会社のみなさんに楽しんでいただきたい場合は「みなさんでどうぞ」、個人に楽しんでいただく場合は「〇〇様のお口に合うといいのですが、どうぞ」と言葉を添えると丁寧です。

「おっ！」と思われたいなら地域限定品

接待の手土産の候補にしたいのが、地域限定品などお取り寄せで手に入るものです。老舗店や有名店のものの多くは百貨店で購入できますが、相手の会社の近くに百貨店がある場合、何度も同じものを受け取っていたり、意外性がなかったりすることも…。

重要な取引先なら、地域限定品など、その地方に行かないと手に入らないものを選ぶのが良いでしょう。希少価値の高いものなら、わざわざ取り寄せてくれた気持ちが仕事の熱意にもつながります。

接待の手土産の相場とは？

接待の場合、3,000円～5,000円が相場のようです。挨拶やお礼の手土産は、高すぎないものの方が相手に気を遣わせません。

ただ、お詫びの意味を込めた手土産であれば多少高級なものを選びましょう。相場は3,000円～10,000円です。お詫びの気持ちやミスの大きさで価格を決めましょう。そして何より肝心なのは、これからも引き続き良いご縁が結べるように、の気持ちを込めて渡すことです。

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仕事での接待は、会社の印象を左右する大切な場。目上の方も多い場だけに、贈る相手のことを考えた丁寧な手土産選びが会社の印象を左右することにもなりそうです。相手の会社や接待する方をしっかりリサーチしたうえで、手土産を厳選しましょう。