《宮城編》
宮城県気仙沼市大島の中央に佇む「明海荘」は、「一家団欒で過ごしていただきたい」という思いから、内観を“団欒”をテーマにリニューアル。ロビーには暖炉を設け、温かみのある館内・客室は、家族連れやグループに好評だ。リピーターの人たちは「ただいま」と実家に帰る感覚だそう。女将の手作り料理が魅力で、フカヒレの姿煮や牡蠣、サンマといった季節の海鮮料理が楽しめる。魚介類だけでなく、地元・宮城県の野菜や肉を中心に、和食・洋食にとらわれない新たな味を提供。島ならではのロケーションを楽しめるのもだいご味だ。
100の地域があれば、100通り以上もの味わいがある郷土料理やご当地グルメ。その土地の気候・風土に育まれた地元特産の食材を使い、そこに住む人々が生活のなかで大事に受け継いできた伝統の調理法で提供される料理の味は、旅の思い出とともに舌と胃袋に深く刻まれます。また、旅先で一度は食べてみたいご当地グルメや名物料理などを、夕・朝食のバイキングなどでラインアップしている宿も多いので、ぜひチェックしてみましょう。